自主映画〜〝自主的映画〟

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「八重子のハミング」
メイン館・有楽町スバル座での上映は本日をもって終わります。1日4回上映で4週間と言われたとき本当に驚きました。基本的には宣伝もあまり出来ない作品、ずっと〝自主的映画〟と呼び続けた作品です。嬉しさよりも、果たして4週間も持つのかなという不安いっぱいのスタートでした。今、4週目の動員数が初週とほとんど変わらない。自分でもびっくりポン!...です。また先週末にスタートした江戸川区の【船堀シネパル】は、土・日よりも平日のほうが動員数が多い。...シニア層が中心の作品なので平日の凹みがないのも強みです。今の映画業界に<口コミ>なんてあり得ないと思っていましたが、これこそが口コミかも知れません。公開劇場数がどんどん増えているのも、そういうことなのかも知れません。何れにしても嬉しいです。

今週末は【神戸・元町映画館】、【シネプレックス小倉】、【鹿児島・ガーデンズシネマ】の3館が新たにスタートします。さらに翌週は【大分シネマ5】、【長崎・シネマボックス太陽】、その次の週は東北4スクリーンと札幌、福井、徐々にスクリーンが増えていく感じも良いように思えます。とにかく上映を決めてくださった劇場には感謝の気持ちでいっぱいです。数えてみると、当初の大目標の50スクリーンはすでに超えていました。次なる目標は77スクリーン。「77」はチルソクの7/7にも掛けられますし、「八重子のハミング」のエンドロールにも登場する<豊浦高77期3年3組>、自分の卒業期でもあります(笑)。
18698068_1342048895910997_8948381831284462577_n.jpg思えば大学時代に自主映画(8㎜フィルム)からスタートして、そのアマチュアリズムに限界を感じてプロを目指し、横浜放送映画専門学院に入り直して助監督を18年、大手映画会社の作品で監督デビューして、「八重子のハミング」が17作目...その作品が〝自主的映画〟...いや、自主映画です。20代になった頃、やってられない...と決別した自主映画に60代に差し掛かろうとする頃に戻ってきたわけです(笑)。
大きな顔がドーンじゃないポスターを作りたい、しっかり読み物として楽しめるパンフレットを作りたい、自分でラジオ番組にリクエストを書いて出演まで漕ぎ着ける、これまで交信のある記者さんに改めて情報発信して記事にしてもらう、行ける限りは地方の劇場に足を運んで挨拶する、いつも見馴れた新聞広告「大ヒット上映中!」を止めて「〝溢れる想い〟上映中!」にしてみたい、自分がプロデューサーの〝自主的映画〟だからこそ全て自由にやらせてもらいました。身体の疲労は中々取れない年齢になりました。が、心は何だか充実しています。まだまだ「八重子のハミング」の旅は続きます。劇場公開だけで終わらせません。関わっていただいた全ての皆さまの想いに応えるためにも一人でも多くの方にスクリーンで観てもらう努力を続けます。
山口県先行からスタートした動員数は間もなく5万人。...ご覧になって気に入ってもらえたら応援をよろしくお願いいたします。