映画祭2連発+2講演...やっと疲れがとれた(Part3)

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Part2からのつづき
6月1日(日)15:30〜下関シーモールの2F広場でトークショーがスタート。
今回の【海峡映画祭】目玉です。
井上順さん、市毛良枝さん、吉田羊さん、飛び入りの西田聖志郞さん、僕は一番端っこで聴くことに専念しようと思いました。MCは昨年同様、下関カモンFMの渡辺かえさんです。
『六月燈の三姉妹』の裏話が中心ですが、井上順さんからはポジティブに生きるためのヒントを授かりました。市毛良枝さんと吉田羊さんのお話で印象的だったのは、女優として生きる意味。これは女優に限らず、僕が映画監督をやっている意味にも通じることがあり、ついつい頷いてしまいました。
僕はいつものように、「映画を観なくても生きて行けるけど、観ない人は観てる人より人生を確実に損をしている」というお話をさせて貰いました。少なくても僕は、どんなに〝映画〟に救われたか分かりません。それにもう一つ加えるなら〝音楽〟でしょうか。今回の【海峡映画祭】のテーマは「映画とうた」。まさに僕の人生の必需品のように思いました。

トークショーを終え「みもすそ川・別館」で食事。
次々に出てくる手の込んだ食事を順さんも市毛さんも羊さんも堪能。僕もいつもは半分くらい残してしまうのですが、8割方食べました。すぐに劇場に戻っての舞台挨拶が待っているのですが、羊さんはつい〝ふぐのひれ酒〟を飲んでしまい、ほんのり紅い顔で再び劇場へ。

映画祭のラストプログラム『六月燈の三姉妹』上映後の舞台挨拶。期間中の3回の上映はすべて満員御礼でした。この舞台挨拶は最後なので、何だかネタバレも何でもアリ。MCを置き去りに、順さんが観客にインタビューをしたりと、時間もオーバーしての楽しい舞台挨拶になりました。
僕は最後のお客様の見送りをして、ちょっと感慨に浸りました。
しかし、すぐに交流パーティへと参入です。
我々『六月燈の三姉妹』チームの他に、「地球防衛未亡人」の川崎実監督、「ノー・ヴォイス」の古新舜監督なども一緒です。柴口監督を中心にした自主映画を作った監督達も登壇して挨拶しました。毎年、映画に何も興味無さそうなのに、挨拶文だけ読んでおられた市長さんは今回はついに登場せず。ホントに映画に興味無いんだなぁ〜って思いました。前の市長さんは必ず顔を見せて、映画話に花を咲かせたのに...残念です。7月には新しいシネコンが下関駅にオープンします。もう少し、行政のトップにいる方々が映画や文化に興味を持って貰えるといいのになぁ。実感です!
今年の交流会パーティは〝記念写真大会〟が禁止でした。これもいい! 次から次に写真を撮るよりも少しでも映画の話を俳優さんや監督に向けてくれると嬉しい。記念写真の代わりにちょっと〝サイン大会〟がしつこいようにも思えましたが...。僕は断然、<記録>よりも<記憶>が素敵だなと思います。

ラストは井上順さんのミニ・コンサート。今年は2曲もご披露くださいました。MCナシの2曲熱唱。カッコよかった! このサービス精神に感謝です。会場の皆さんの笑顔にホッとしました。

映画祭2連発がやっと終わり、実行委員の方々とちょこっとお疲れ会。
でも、わずか1時間でダウンしてホテルに退散しました。実は翌日の午後、母校・勝山中学校で全校生徒さん達に向けての講演があったのです。その下準備もあり、ホテルに退散した次第です。

翌6月2日(月)は、午前中にケアハウスに居る母親を見舞いました。半年前に会った時よりも少しふっくらして、歩行も安定していました。食欲もあるようで少し安心。一緒に珈琲を飲みながらの世間話、どこまで言ってることが伝わっているか分かりませんが、やはり母親は大切な人です。少しでも長く元気でいて欲しいと痛切に思いました。一緒に行ってくれた妹と昼食、そして母校へ。

中学.jpg

 ※ 看板を描いてくれた美術部の生徒さんたちと...

40数年ぶりの母校は何とも懐かしい。
10数年前に『チルソクの夏』でいろんな中学や高校に行ったのですが、母校に行った記憶がない。
と、思ったら、やはり10年ちょっと前に行っていました。妹からのするどい指摘!アリ。
申し訳ない。
僕が通っていた頃は木造平屋建てで、市内でもトップクラスに古い学校でした。今は鉄筋3階建ての立派な校舎です。講演する体育館は以前のままで、懐かしい匂いがしました。全校生徒600余名が1時間もの間、しっかり話を聴いてくれました。『三本木農業高校、馬術部』を全校生徒で観てくれていたのも嬉しかったです。KRY山口放送や朝日新聞の取材が入っていたので、先生や生徒さんも頑張ってくれたのかも知れません(笑)。僕も自分に話せる、精一杯のお話をしました。最後に生徒会長さんから御礼の言葉、副会長さんから花束を頂戴して、何だか涙が込み上げてきました。そして、ちょっとだけ中学時代にタイムスリップしてみたくもなりました。

長い長い5日間が終わりました。
新幹線では、ただただ眠りました。
おわり