復活...シネマなび

sasabe.netと併行して書いていた「シネマなび」、こちらも今月に入って閉鎖されました。
コツコツと撮影で忙しい時にも書き続けたもの、...あっさり無くなると虚しさもありました。
幸いPCには原稿を残していましたので、このブログで復活させようと思います。
何年も前にスタートしたので、ちょっと内容が現在に合わない描写もありますが、敢えて書いた当時のままに掲載しようと思います。その方が僕自身、当時を思い出せますから...。毎月末に紹介していこうと思います。

Vol.1 2006年4月28日

『ウエスト・サイド物語』
これは僕が映画の道に進もうと決めた原点のような映画です。下関文化劇場で一ヶ月に13回観ました。初めて買ったサントラ盤もこの映画のサントラです。擦り切れるくらい聞いたのですが、今でも手放せません。最近、『シカゴ』『オペラ座の怪人』今上映中の『プロデューサーズ』など、たくさんのミュージカル映画がありますが、少なくても僕の中では『ウエスト・サイド物語』を超えるミュージカル映画とは出会っていません。昨年の『パッチギ!』が<和製ウエスト・サイド物語>と謳っていましたが、僕の作品『チルソクの夏』こそがこの作品へのオマージュで作った映画です。
あの山口百恵さんもこの作品の大ファンで、ベルナルド役でアカデミー助演男優賞を受賞したジョージ・チャキリスが好きな俳優さんだとアイドル時代に言っていました(笑)。

ウエストサイド

『祭りの準備』
映画のシナリオライターを目指して土佐の田舎町を飛び出し、東京に向かう若者を描いた低予算の青春映画です。自分が映画を目指して東京に来て、初めて観た映画がこの『祭りの準備』でした。シナリオも覚えるくらいに読みました。
土佐弁と下関弁が似ていて、主人公(江藤潤さん演じる盾男)と自分がダブって仕方ありませんでした。大学の四年間に映画館で40回以上観た映画です。結局、大学の卒業論文もこの映画について書きました。出来の悪い学生で、単位もギリギリ、<可>ばかりの成績でしたが、この卒業論文だけは<優>が貰えました。
監督は『父と暮せば』の黒木和雄監督です。一昨年、いろんな映画の授賞式でお会いする機会があり、紹介されてご挨拶したとき、何だか自分の中で感慨深いものがありました。その黒木和雄監督は今月初旬に逝去されました。ご冥福をお祈り致します。

祭りの準備

一昨日、久しぶりに太秦の東映京都撮影所に行ってきました。具体的な作品のことではないのですが、この撮影所(そしてスタッフも)が大好きになった僕は、どうしてもここで映画が撮りたくて、先を見ながらのお願いに行った次第です。忙しい中、「波の塔」のスタッフたちが夜には集まってくれました。それぞれがバラバラに仕事をしているのに何と20人...打ち上げみたいな状態でした(嬉)。午前3時くらいまで大いに飲みました(感謝)。やっぱりここに戻って来て、映画が撮りたい!!!